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toto初めて換金物語

私はゴールデンウィークに昨シーズンのtotoの当たりチケットを換金することを計画した。
このゴールデンウィーク、私の勤めている会社は10連休!
滅多にこんな連休はない・・・のだが、私は土曜日すら休めない最悪な状況。
何とかスケジュールをやり繰りし、やっと休むことが出来たその日、貴重な休日をtotoの当たりチケットの
換金に当てたのだ。
当たりチケットといっても、合計1万数千円足らず。でも、このお金は私の血と汗と涙の結晶なのだ。
風邪を引いて会社を休んでも、totoは必ずやった。
眠くてたまらなくても、HPを更新した。
長期出張によりチケットが買えない状況では、予想を携帯メールで妻に送り、チケットを購入してもらった。
妻に「当たらないのにご苦労様ねえ〜」と言われながらも、じっと我慢して予想した。
そうして手に入れた大切な当たりチケットを「換金しなきゃ」という気持ちがずっとあり、やっと実行に移すのだ。

換金できる金融機関は限られている。結構不便を感じる。近所では換金できない。
仕方なくインターネットで最寄の換金できる金融機関を探した。自宅から離れた街中にある。
この日の午前中、私の子供(3歳)は幼稚園に行っている。この4月から幼稚園に行き始めた。
それまでの3年間はまず、妻と2人で出掛けることなどなかった。必ず、騒がしい子供が一緒だったから。
久しぶりなので妻のことを考え、チケットの換金が終わったら、妻の大好きなショッピングに付き合おうと思っていた。

そして、いざ街へ(そんなに気合は入っていないが)。
信用金庫の店にに入ると、ずら〜と受付がある。しかし、totoの換金できる場所が見当たらない。
totoマークなんかがあるはずだから、totoマークのベースになっている黄色のものを探す。
そういえば、totoを始めてから、やたら黄色に反応するようになってしまった。
車に乗っているとき、コンビニで雑誌コーナーの前を通り過ぎるとき、黄色いものが目に入ると
つい「何、toto?」って思ってしまう。
完全にtoto中毒にやられてる。

ざっと店内を見回しても換金場所が分からなかったので、正面の受付の女性にtotoの当たりチケットを換金したい
旨を伝える。ちょっと恥ずかしい。
しかし、店員は大きな声で「すいませ〜ん。totoを換金したいという・・・」と同僚に対応をお願いしている。
ちっとも恥ずかしい気持ちを察してくれない。
店内の客や店員の視線が私に集まっているのを感じる。あ〜恥ずかしい。気がつくと後ろにいたはずの妻がいない。
彼女も他人のフリか。

店員に案内され、一番隅の方の窓口に行く。何か隔離された感じ。
思い出す。私が通っていた普通高校の理系クラスみたいだ。
確かにその理系クラスは男ばかりの汚らしいクラスではあったが、ひどいことに女の子がたくさんいた文系クラスとは
違う校舎だった。それも暗〜い1階の端っこ。完全に隔離されていた。
それと同じだ。
妻が「やっぱり、totoを換金する人なんていないのよ」とぼそっと言う。くやしい。
いつか店内の真中にtotoの窓口を置く日がやってくるんだと自分を励ます。

ちょっとドキドキしながら窓口の椅子に座る。対応した女性は結構若い。
早速、当たりチケットを財布から取り出す。それも「ちょっと枚数が多いんですが」という言葉をつけて。
10枚くらいあって、なかには当たり金額が170円と超低額のものをあったので、一応店員に気を使ったのだ。
店員は快く引く受けてくれた。
チケットを受け取ると、窓口の横に置いてある縦15センチ、幅10センチ、奥行き30センチくらいの小さい機械に
1枚チケットを通す。これが、専用のチケット読み取り機だ。色はやっぱり黄色。ちょっと安っぽい感じ。
「ダダ、ダダダッ」チケットを読み取るとレシートみたいのが出てくる。
3枚くらい通したところで、店員から「あのう、これは当たってません。」と言われる。間違って外れチケットが入ってる。
なんてことだ。チケットを換金するときに一番やってはいけないことをやってしまった感じ。

それにしても、レシートに印刷している音がやたら大きい。
5枚くらいを機械に通したところ、レシートがなくなったのか、紙が詰まったのか、店員は機械のふたを開けた。
レシートを新品のと交換している。ふたを閉めて再開・・・と思いきや、印字されない。
店員はふたを開けたり、閉めたり。電源を切ったり、入れたり。何かバタバタしてきたぞ。
これはちょっと時間がかかりそうだと思った私は、妻を一人でショッピングに行かせる。

店員は機械の説明書を取り出してきた。トラブルシューティングの章を見て復旧を試みている。それでもダメ。
困った店員は、同僚や上司の方に困ったそぶりをするが、みんなは気がついているのに助けてくれそうにもない。
金融機関って冷たいのねって感じ。それはそうと、かれこれ30分は経っている。

店員は今度はその機械の会社のサポートセンターらしきところに電話をかけ始めた。
事象を伝えているが、こちらの緊張状態と電話先の対応者との温度差がだいぶあるようで、店員もいらいらしてる。
いろいろ試しているうち、機械の液晶までもつかなくなってしまったようだ。
ここで私は再起不能を察知し、ここから立ち去る機会を探りはじめたが、店員はまだバタバタ。
慌てているので、私が渡したチケットだとか、机の上の書類、お金だとかを床にぶちまける始末。
なんかコントを見てるみたい。
どれが機械に通したチケットで、どれが通してないチケットか、分かっているのかと不安にさせる。
店員は今度はお金が足りないと言っている。「落ち着け」と声をかけたい気分。

店員「機械が壊れてしまいましたので、残りは別のところで換金してください」
そんなこと言われなくても、目の前で繰り広げられた光景を見ていたので、よく分かっている。
分かってはいるが、何かショック。もうちょっと言い方はないのか。
結局、換金できたのは1000円ちょっと。貴重な休日の時間をさいて1000円ちょっと。割が合わない。

そして店員は、機械がチケットを読み取れたかどうか分からないものが2枚あるので、後日連絡をすると言って
終わりにしようとする。
おい、ちょっと待て〜い。
そのチケットのコピーだとか預り証だとか書かんかい!
そのことを店員に伝えると、「あっ、そうですね」だって。常識じゃ。
そのうちコピーを持ってくる。時間はついに1時間を経過。

仕方ないと自分に言い聞かせ、席を立とうとすると、店員に呼び止められる。
先ほどの2枚のチケットについて、預り証ではなく、預け依頼書を2枚書けという。
何で私がそんな面倒なものを書かにゃいかんのだと思いながらも応じる。気が弱いから怒れない。
ちょっとムカムカした気分でその店を後にした。
「今度は別室に呼ばれるくらいの金額を換金してやる」と胸に誓った私なのでした。
そんなことで、私の初めてのtoto換金体験は散々たるもので幕を閉じました。

ちなみにやっとの思いで手にした1000円は数分後にパチンコで消えました。あっという間でした。
また、残りのお金は後日、無事に手に入れることが出来ました。よし、またがんばるぞ!!

以上、「toto初めて換金物語」でした。



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