〜久しぶりに東京に行った記念?〜
とーきょーストーリー
久しぶりに東京に行ってきました。
東京に住んでいる人にとっては当たり前のことでも、田舎者の私にとっては珍しいことや、驚くことが
多くありました。また、最後にはとんでもない出来事が・・・
<東京に出張>
10月26日から29日までの日程で東京の出張が決定。
但し、プログラム関係の講習会への参加。つまり勉強。
2年前にも講習の参加で東京に行ったが、そのときにもいろいろあった。
慣れない革靴で歩いたため、かかと出血(靴ずれ)。電車を間違え、その上、満員電車に乗車。
自分のいる場所不明。2日連続で吉野家で夕食・・・
これらの失敗を2度と繰り返さないようにと心に誓って、朝7時に家を出たのでした。
<1日目の夕飯は?>
途中、道に迷いながらも何とか、講習の会場に到着し、1日目の講習が終了。
さあ、夕飯だ。先にホテルのチェックインを済ませ、歩いて街へ。ここは中目黒。全く知らない街だ。
totoの購入できる場所は調べたが、それ以外は調べていない。グルグル歩き回る。
これでは前回と同様、靴ずれができてしまう。どこかの店に入らないと。
すると、一件の食堂が目に入る。外から店の中を覗くと、ちょっと古くて、広めの食堂。
だが、一人も客がいない。時間は18時。人の往来も多いのに、やばいかもと思いながらも何かが起こる予感。
<劇団ひとり>
勇気を出して店に入る。「いらっしゃいませ!!」大きな声で迎えられる。店員は厨房に2人。店内に1人。
店内にいる店員はお客用のテーブルに座って何かやっている。「バタバタ」といかにも電卓を打っている
音が聞こえる。伝票の計算をしているようだ。私は適当な場所に座り、壁に掛けてあるメニューを見る。
360度メニューだらけだ。ちょっと古いだけあって、メニューに歴史を感じる。
電卓を打っていた店員が近づいてくる。あ、誰かに似ている。「劇団ひとり」にそっくりだ。声も似てる。
私はカツどんと生ビールを頼んだ。早速、生ビールがきた。お通しも付いてる。
ビールはうまくない。やっぱりこの店やばいか?先ほどの「劇団ひとり」はまだ電卓を打っている。
時折、「あぁ〜」「なんだあ〜」とか言ってる。
<勝手に移動する生ビール>
新聞を読んでいたら、視界の隅に移動する私の生ビールが見える。あぶね!
テーブルから落ちそうになった生ビールをキャッチ。勢いで半分こぼれた。どうやら、ジョッキが凍っていたので、
その氷で滑ったようだ。計算中の「劇団ひとり」に声をかけ、こぼれたことをわびる。
彼からは、ビールで転ばないようにねと気を使ってもらった。いい人だ。
その後、彼は計算を再開したものの、「あ〜止めた!計算が合わね〜」とやけになってる。
カツどんがきた。サラダ、味噌汁、漬物も付いてる。なかなかいいじゃん。でも味は?
ちょっと心配になりながらも食べてみる。
「うまい!」よかった、おいしいよ。それじゃ、何で客いないんだろう?
<誰もいないのに活気づく厨房>
相変わらず、静かな店内であったが、突然、厨房から「劇団ひとり」に対して、「始めるよ!」の声。
「おう!」と「劇団ひとり」が厨房に入る。「え〜客がいないのに何が始めるんだろう。」とワクワクする。
でも、掃除が始まり、バルサンとかたかれたらどうしようと一瞬不安になる。いや、そんなことはない。
様子を見ていると、3人が一斉に料理を作り始める。すごい活気だ。「どうして、どうして?」。
私はしばらくその理由が理解できなかったが、やっとその理由が分かった。出前の注文が入ったのだ。
小気味のいい料理の音がする。音だけで作り慣れしていることが感じられる。すると、「劇団ひとり」が
別の人に料理のレシピを教えている。また、効率の良い料理の作り方まで伝授。客の私も感心。
出された全ての料理をきれいに食べ、お金を払う。「ありがとうございました!」またも大きな声でお礼を
言われる。なかなか良い経験をしたと思い店を後にした。
「客のいない店」って面白いなと感じ、今後も、そういう店を狙ってみようと決心。
<本探し>
2日目の講習を終え、この日の夜は本探し。会社の同僚からプログラム関係の本の購入を依頼されていたのです。
専門書なので地元の大きな本屋でも売ってないらしく、東京ならばあるだろうということでした。
目指す先は神保町。最寄の駅は水道橋。今いる場所は中目黒。どうやって行くの?
とりあえず、中目黒の駅に。私が導き出した水道橋までのルートは、中目黒 -> 東横線 -> 渋谷 -> JR山手線 ->
代々木 -> JR総武線 -> 水道橋。どうだ!完璧だ〜!
<切符を買うど〜>
さて、切符を買わねば。とりあえず東横線に乗って渋谷まで行って、それからJRに乗り換えるよう。
渋谷までの切符を買おうと券売機のところへ。渋谷までの金額を調べるために、路線図に書いてある金額を見ると、
渋谷だけテープが貼ってあり金額が分からない。途方に暮れる。
すると、前にいるオバサンが私に話しかけてきた。目的の場所まで300円かかるらしいが、切符の買い方が分からない
らしい。何を言ってる、券売機の300円のボタンを押せばいいじゃん。そう伝えると、そうじゃなくて、
JRに乗り換えると言ってる。「乗り換え?えっ、いっぺんに買えるの?」
いっぺんに切符を買えることが分かったので、券売機の乗り換えボタンを探し、切符を買ってあげた。
オバサンは私にお礼を言い、その場を去って言ったが、お礼を言いたいのは私の方だった。
さて、私が自分の切手を買う番だ。「水道橋まで一気に買えるぞ」って、千円を券売機に入れたのはいいが、
水道橋までいくらだよ。30秒くらい水道橋の金額を探し、やっとのことで購入完了。
<本屋がいっぱい!>
水道橋まで到着。改札を出たが、こっちの出口でいいのか?
とりあえず、歩いてみると何か大きい建物が。「TOKYO DOME」。ありゃ? やっぱり間違ってる。でも、きれいなので
吸い寄せられるように東京ドームの前まで。
数分ほど、東京ドームを眺め、それから、本屋探しを再開。10分ほど歩いたところで、古本屋があった。
ふと、その隣の建物を見ると、そこも古本屋。その隣も本屋。何じゃここは?
しばらく歩くいてみても本屋だらけ。こんなところがあるんだと感心しながら、目的の本屋を探す。
やっと目的の本屋を見つけたものの、欲しい本はない。結局、3件の本屋を探したが、むだ骨に終わった。
とにかく、歩き疲れ+本探し疲れで疲労困ぱい。でも、帰らなきゃ。すぐ道に迷うくせに、行きとは違う道で水道橋の
駅を目指す。案の定、「ここはどこ?」状態。適当に歩いていたら、運良く行きに出た改札を発見。
「ラッキー」と思いながらも、よく考えると、この改札って本屋がある通りとは反対側。俺はどこを歩いてきたのか?
夕飯は前日に続き、「閑散な店ツアー」といきたいところだった、あまりの疲労のため、普通のラーメン屋で終了。
<おもちゃ屋!>
3日目の講習終了。今日の目的は、長男へのお土産の購入。というのも、出張前に4日間も出張することを長男(5歳)に
伝えたところ、「ヤダ、ヤダ」の連呼。こういうときに一番有効なものは、「お土産」の言葉。
先ほどまで、バタバタしていた長男はすっかりおとなしくなり、ニヤニヤ。出張の許可が下りたというわけ。
今日はおもちゃ屋探しで中目黒の街を歩き回る。商店街の端から端まで探した。また迷子にもなった。
1時間以上歩き回ったが、結局、おもちゃ屋見つからず、あきらめた。
<そば屋!>
ホテルまでの帰り道に客が一人しかいないそば屋に立ち寄る。そう、「閑散な店ツアー」だ。
天丼とビールを注文。
結構、時間がかかって天丼が出てきた。どんぶりに「ふた」がついており、えびの尻尾がのぞいている。
そういえば、「ふた」がついたどんぶりは久しぶりだ。その「ふた」をとると、なんと、えび2本だけ。
ナスがあったり、しそがあったりと、もっとカラフルな天丼を想像していたため、ちょっとア然。
でも、えびが大きいぞ。食べてみると、身がしっかりしており、おいしい。そうか、えびにお金かけていたんだね。
結局、今回の「閑散な店ツアー」の結果、閑散な店は「うまい!」という結論に至ったのでした。
<スウェーデン!>
講習の最終日も無事終え、帰宅と行きたいところだったが、会社より上司ら4名が渋谷まで来ているとの連絡。
食事でもということで、合流。食事はイタリアンレストラン。ちょっと高級感漂う店だ。
やばい、俺は長袖Tシャツだぞ。恐る々入店してみたが、店員に呼び止められることなく席につくことができた。
上司の一人は外国人(ドイツ人、スイス人?)。その他の人は日本人。
そこで出た話は、仕事でスウェーデンに9ヶ月間行く人の人選。上司の一人が私を推薦。
その後の話は、もう私がスウェーデンに行くことが前提としての話となり、ほぼ、スウェーデン行きが決定!
講習会参加の4日間の出張の最後にとんでもない出来事が待っていたなんて・・・
というわけで、スウェーデンに行ってきます。
読んでいただいてありがとうございました。
とーきょーストーリー 完