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祝!デジカメ購入!!!!!!
ついに念願のデジカメ(CANON:POWER SHOT S30)購入!
ここに、デジカメ購入までの長い道のりを語ろうと思います。
<パソコンショップだ〜>
1月6日夜、一人であるパソコンショップに行った。そう一人。
子供がいると集中できないから一人、「そんなところ行っても面白くない」と妻が言うから一人。
目的は一つ、自分が唯一ほしいと思っていたデジカメ「CANON:POWER SHOT S30」の
リサーチ&安かったら買っちゃおう、である。
かれこれ、ほしいと思ってから2ヶ月。ほとんど毎日、インターネットで最安値情報をチェック。
妻は批判的。
なぜ買わなかったかというと、値段。
7万円は超えてる。
妻帯者では、いけないことをしない限り、それだけまとまったお金は普通は持ってない。
しかし、私は持っていた。決していけないことをしたわけではない。
自分の小遣いで買おうとしているところが、我が家の実権が誰が握っているのか、分かってしまいそう。
でも、いざ買う勇気がない。
7万あったら、「うまい棒」が何個買えるだろうとか、「チロルチョコ」が何個買えるだろうと、
今時、小学生でも考えないようなことが浮かんできてしまい、どうしても先に踏み出せない。
そんなことで、年末にも買わず、ついに1月6日の夜になってしまったのだ。
そして、またパソコンショップの駐車場に到着。何回ここに足を運んだろうか。
家を出る前に確認した財布の中をもう一度確認する。10万円も入っている。
自分の後ろから、もう一人の自分が「お前、買う気じゃん。買っちゃえ、買っちゃえ!」って言ってるような気がする。
こいつは悪魔か?いやいや、そんなことはどうでもいい。すでに結構舞い上がっている自分に気がつく。
<入店だ〜>
いざ、入店。やっぱり人は多い。
プリンタの前で真剣に何かを見ている夫婦。若い女性もいる。
今日は1月6日。年賀状の時期は過ぎたのに・・・。ちょっと購入時期を逃したんじゃないのぉ?なんて思いながらその横を通り過ぎる。
ん、良く考えれば、購入時期逃しているのは俺。
デジカメエリアに直行はしない。店員に見られていたりすると、「こいつデジカメほしいんだぜ。さあ、かもが来た。」
なんて思われたくないからだ。
とりあえずパソコンエリアに向かって歩く。ぜんぜん、パソコンなんて視界に入っていない。どこを見ているかも分からなし、
今でもあまり覚えていない。
そして、「ふふ〜ん、ああ、デジカメね。」みたいにしてデジカメエリアに近づく。
目的のデジカメの前だ。値段とセット品の内容をチェック。(多分、目は真剣)
でも、あまり安くなってなかった。正直がっかり。
<別の店だ〜>
家に帰ろうと思ったが、ついでだからと別の店に行った。この店は正月前に行ったときには高かったので
期待してなかった。
しかし、ここでは意外にも結構安くなってた。それでも6万9800円(※)もするので、
またもやビビッてしまい、店を出た。 ※10%還元付き
「本当に買うの?」「買った場合を想定してワクワクするか?」「どうする?」なんて約20分間、駐車場の車の中で自問自答。
結局、「英会話の先生であるティム(日本の家電大好き、ビールも大好き)に自慢しよう」が決め手で購入を決意し、店へ戻る。
但し、もっと安くしたい!
それで、店員に値引き交渉することを計画。
<値引き交渉だ〜>
独身の頃は値引き交渉なんてはずかしくてできなかった。
何かいやしい感じがしてた。でも、それができる人をうらやましいとは思っていた。
今はできる。そう、今思い出した。一番最初の値引き交渉はたぶん婚約指輪を買うときだった。
今考えると、婚約指輪を値切るのもどうかと思うが(妻ははずかしかったらしい)、そのときは一生懸命。
金額は覚えていないが、多分、30〜40万くらい。
自分で気に入ったものがいいんじゃないかと思い、妻になる予定の人を連れ、仲見世の宝石店に行った。
好きなものを選んでもらい、勇気を振り絞って店員に値引き交渉した。そのかいあって、結構安くしてもらった気がする。
なぜ、値引きをするようになったかというと、やっぱり一家の主(あるじ)となる者の自覚である。
「俺がこいつ(亭主関白っぽい)を引っぱり、養っていくんだ」という意気込みがそうさせた。
結婚するということは人を変えるのである。
それから、交渉する勇気を身に付けた私は金額が大きい買い物では必ず、値引きやプラスアルファを要求するようになった。
<買うわよ〜>
そして今回もチャレンジだ!
でも、こういう時に限って近くに店員がいない。ここに「買いますよ〜」という人がいるのに。
しばらくすると、すぅ〜っと店員が現れた。小柄で細身、ちょっと気が弱そう。チャーンス。
早速、店員に声をかけ、表示よりもっと安くならないのかとストレートに伝える。
申し訳なさそうに、安くはならないと言う店員。私の目は見ない。そして、しばらく沈黙が続く。
では、作戦変更して、「コンパクトフラッシュを安くしてくれ」と敵を揺さぶる攻撃。
敵はしばらく待ってくれと言い残し、どこかへ走っていく。ちょっとドキドキ。彼は何しに行ったのか?
もしかしたら、助けを呼びに行って、ボスキャラみたいな店長を連れてきたらどうしようなんて考える。
彼は一人で戻ってきた。何と64Mbyteのコンパクトフラッシュを半値以下で売ると言ってきた。
これはラッキーだ!買いだ!
店員に購入の意思を告げる。店員の表情は変わらない。「うれしそうな顔」とか「ありがとうございます」とかないのか?
<店員め〜>
店員に導かれレジへと向かう。こいつ!「やっぱり買うのやめる」って言ったら、どんな顔するだろう。
レジに着いた後、店員は淡々とレジを打ち、時折、レジをみながらニヤっとしている。
もしかしたら、俺がデジカメを買ったことで、本日の彼の販売目標が達成されたのか?ちょっと悔しい。
商品を渡された。
まあ、いいか。ついに念願のデジカメを手に入れたのだから。
5年間保証も付けた。これで安心。
店を出る。「ありがとうございました」と誰からも言われない。買わないときには言われるのに。
人生はそんなもの。
<英会話だ〜>
英会話のCDを流しながら車を運転し、家に向かう。
最近、週1回、会社の英会話教室に通っているのだ。
先ほどの話で出てきたティムが先生。オーストラリア人。でかい。私の3倍は横幅がある。結構ふざけた奴。
私の会社は外資系なので以前より英語は飛び交っており、時折、外国人もいる。それでも今まではそれほど英会話に接する
機会がなかったので助かっていたが、一昨年、会社が買収されてから(悪い意味の買収ではない)、一気に必要性が増して
きており、自分のスキルアップのために英会話を習う決意をしたのだ。
そんなことで、英会話の上達を目指して、会社への往復時には英会話のCDを流している。
会社の往復片道20分、なかなか大変。ちょっと危険。
昼休みや残業時間にも結構勉強している。かなり英語づけ。
先日は、夢でずっと英会話をやっており、全く寝た気がしなかった。ちょっとやりすぎ。
ボーリング同様、凝り性であることを実感。
これからもがんばります。
<帰宅だ〜>
さて、デジカメを買って家に到着。
外から家の中を覗いたら、子供が私の帰宅を察知して、走りまわっている。
恐ろしい。「このままデジカメを見つけられたら、壊される」と危険を感じる。
でも、ずっと隠すわけにもいかないので、堂々と帰宅。まだ、子供は走りまわっている。
デジカメを買った店の袋を持って居間に行き、椅子に座る。
いつ気がつくのかなと思い、再度子供を見ると、もう不思議そうな顔をしてデジカメの入った袋をじっと見ている。
「す、するどい。や、やばい。」
子供が「何それぇ?」と連呼しながら近寄ってくる。
あまり刺激しないように「デジカメ」のことを簡単に説明。もともとハンディカムはあり、毎日、自宅で上映されているので
何となく分かったみたい。
そう、子供は自分が写っているものが大好きなのである。もうその場から離れない。
<慌てるな〜>
私は箱からデジカメ取り出し、手に持つ。ついに買ったんだという実感がわき、とてもうれしい。
でも、横では子供がデジカメを見ながら、理解不能な言葉を喋っている。「何を言ってるんだ、こいつは?」
どうやら、早速自分を撮影してもらいたいみたいだ。
まだ、バッテリーが充電できていない。そのことを説明しても、彼には通用しない。ついには半泣き。これが彼のいつものパターン。
充電するためにその場を離れようとするが、テーブルに置いてあるデジカメを今にも触りそうに子供が覗き込んでいる。
「ダメ!触っちゃだめだよ。」
犬にご飯を「待て!」と言っている光景とラップする。
<満足なのだ〜>
そして、充電が終わるまでの数十分間、子供を別のことに引き付けておいて、時間を稼ぐ。
充電完了後、バッテリーとコンパクトフラッシュカードをデジカメに差し込み、電源ON!?
このデジカメには電源SWが見当たらない!
説明書を急いで見る。(子供はすぐ近くにいる)
フロントのレンズカバーをスライドさせると、自動的に電源が入る仕組み。なるほど。
レンズカバーをスライドさせると、液晶にスタートアップ画面とwindowsの起動音みたいのが出る。すばらしい。
(多分、このとき顔はニヤニヤ)
このデジカメは玄人向けに作られているので、細かい設定がいろいろできる。とりあえずは、AUTOの設定にする。
<がきんちょ暴走だ〜>
やはり、初めての被写体は子供だろう。子供にデジカメを向ける。
子供は隠れた。
おいおい、さっきの勢いはどうしたんだよ。
いざ、撮ろうとすると、はずかしいらしい。それでも、数枚撮った。妻も写っている。
早速、再生してみる。
自分が液晶に出ると子供は大はしゃぎ。デジカメ買って一番喜んでいるのは子供。ちょっと狂っている。
妻の画像も出てきた。目が冷めている。いまいち、気に入らないようだ。
今度はデジカメで撮った画像をパソコンに取り込む。
やっぱり子供は大はしゃぎ。
これで、画像が見たいと子供が言った場合は、パソコンを見せればいいのだ。デジカメを壊される可能性が減る。
簡単に妻にデジカメの操作と取り込んだ画像の見方を教える。いまいち、返事に覇気がない。
興味がないのか、それとも人にものを教えてもらうこと自体が彼女のプライドが許さないのか。
めげずに教える。
<これが我が家なのだ〜>
そして数日後、会社から帰宅後、妻にデジカメを渡す。
すると、子供や自分をたくさん撮っている。子供も妻も楽しそうだ。
「よかった。高かったけど、これで家庭がより円満になるんであれば買ってよかった」と仲良く遊んでいる妻と子供を
見ながら思う。でも、壊さないでください。
このデジカメは、今後、どのような出来事を撮り続けていくのだろうか・・・。
デジカメ購入物語 完